By the weaving work

暮れてゆく

友人宅でのお餅つきで年末を満喫しました。
私は主に食べる係でしたが。
ついて、ちぎって、丸めて、食べて、大好きな年末のイベントです。

振り返れば、2017年も濃い一年でした。
「織」と切り離しては考えられない出来事がたくさん起こり、「織」がまた新しい世界を見せてくれました。
出会いや、世界が開けることの不思議。
世界は大きいような小さいような。

次の一年もちゃんとついていけるように、僅かでもこの一年の自分以上に動くのが目標です。

もちろん課題も両手いっぱいにありますが、課題があるということは何か考えたり行動したということなので、また取り組んでいけるように頑張ります。

色んな場所で作品に触れてくださった皆さま、本当にありがとうございました!
寒さが緩み、窮屈さのない年末で、大晦日の実感がいまいち湧きませんが、皆さまそれぞれに良いお正月を迎えられますように。

また月末!

毎日に追われるまま、また月末になっていてびっくりしているところです。
そして明日からは12月が始まるんだということにも気づいて、とりあえず深呼吸したところです。

11月はゆっくりと過ごす予定だったのですが、なんとなくふわふわと追われて過ごしてしまいました。
そしてグループ展のお礼もしないままになっているという有様で…今更ですが、大変有意義な経験となったこと感謝しております。
ご来場いただいた皆様、一緒に作品を並べた作家の方々、その他の関係者の方々、本当にありがとうございました。

今回の展示には、細いウールの糸で織った作品を初めて持って行きました。
細い糸なので、模様はより繊細になり、薄くて軽い仕上がりです。
色もこれから少しずつ増やしていこうと思っているので、またご覧いただく機会があればと思っています。
WEB SHOPの方で準備ができ次第公開していきますので宜しくお願いいたします!

ネパールの回想録も今年中に書こう。忘れてしまう。
忘れないうちにちゃんと書きます!
今年は久しぶりに海外に行ったので、ほんのすぐそこに、知らない世界はたくさんあるんだということを思い出せて良かったです。
色んな場所に行くのはいいですね。

今年もあと12月を残すのみですが、ちゃんとみっちり過ごしていきたいところです。
この年末に向かって収束していって、新しい年にまた開いていく感じがとても好きです。
皆様も元気にすてきな12月をお過ごしください!

Nepal

先日までネパールに行っておりました!
個人的にはあまり興味を持っていなかった場所ですが、「織り」がネパールに行く機会を作ってくれました。
つくづく不思議だし、また世界を広げてくれて感謝しています。

ネパールでは手織りで製品を作っている現場に触れたり、思いがけず観光もたっぷりできました。
織りに関しては何を見ても新鮮で、だけど共通の言語をお互いに持っているというような、なんとも居心地良く刺激的な時間に満ちていました。
拙い言葉で、でも確かに新しい世界に踏み入る興奮を共有できたことがとても嬉しかったです。
世界は広くて、踏み出す度にもっともっと自由になっていく気がしました。
正解も完成もなく、とにかく続けていくことだと思いました。

何かに背中を押されているような時も、自分が小さく思える時も、どんな時もとにかく取り組み続けていくことしかないんじゃないかと、ネパールで日々考えた事はいつもそこに着地しました。
みんな黙々と体を動かしていた。
彼らの仕事について話を聞くと、小さな笑顔で、微かに誇らしげで素敵だったなぁ。
わたしも自分の仕事の話をするとき、あんな姿でいたいと思いました。

ネパールでは紡ぎは女性の仕事で、織りは男性の仕事。
訪れたところはどこもそんな風景だったし、決して賃金も高くない。
でもやっぱり良い仕事だなと、「織り」で生活する人々を眺めていました。

ネパールには興味を持っていなかった…とか言いつつ、行ってみると結構前のめりになってしまうような興味深い国でした。
宗教や生死観など、ちょっと本当に面白かったので、観光についてはまた追々書きたいと思います!

とりあえず、連休の展示会を!楽しみにしつつギリギリまで!てんてこまいです!!

見上げる癖

ふと、空が一面オレンジ色に染まっているのに見惚れて、それから夕焼けの時間に散歩に出るようになりました。
毎日違った色に染まってゆく空を眺めながら黙々と歩きます。
目を離せないときはじっと立ち止まる。

空を見上げる癖がついたのは、そういえばきっかけは夕焼けじゃなくて綺麗な月だった気がします。
9月に入ってからの月があまりにも綺麗で、写真には納めるのは諦めて、じーっと眺めていたんだった。
つい写真を撮りたくなってしまうけど、ちゃんと自分の目でその時の美しさを感じることも忘れないようにしたいものです。

涼しくなって日の出の時間も遅くなってきたので、この頃は朝日を見に行くこともあります。
楽しみに早起きして、遠くから夜が明けていく様子を見ていると心も体も澄み渡っていきます。
夕日も綺麗だけど、朝日はまた違った迫力があって震える…

見上げれば刻々と移り変わる景色があって、ゆっくり眺める時間がなくても傍に感じながら過ごせば、日々を鮮やかに感じられる。
晴れの日、雨の日、春、夏、秋、冬…
その時々の景色から色んなことを受け取りながら大らかに過ごしていきたいです。

みなさまも、これから深まる秋を存分に楽しまれますように!

フフホトへの旅

内モンゴルの呼和浩特(フフホト)に行ってきました。
目的は織物工場訪問。
フフホトは世界一のカシミヤの産地です。

…とは言え、実はこの地名すら知りませんでした。
そんな場所に自分が行くことになるなんて本当に不思議。
織物が連れてきてくれた場所です。

中国も初めてだし、どんなに遠い所だろうと思っていたら、意外と近かった!
北京から国内線で1時間ちょっとでした。
到着したのは夜で、飛行機から外に出るとひんやりと心地よい風。
8月はベストシーズンで、訪れる人もかなり多いようです。

宿泊先は Phoenix Hotel Inner Mongolia という立派なホテルで、モーニングブッフェの炒飯が上品な味付けでとても美味しかったです。
地元のご飯はお肉が多くて、私はお肉は苦手だけど、麺とか炒め物とか美味しくいただきました。

滞在中は工場の見学をしたり、技術者の方々に話を聞いたり、とても濃密な時間を過ごしました。
悔やまれたのは、中国語を勉強していなかったこと。
英語は全く通じない環境で、日本語ができる人が席を外している間はやり取りが滞ってしまう。
当たり前のことなんだけど、私が少しだけでも中国語に取り組んでおけば伝えられたことがたくさんありました。
彼らの言葉のままで受け取って、自分の言葉で彼らに伝えられたら、もっと話したいことがいっぱいあったのになぁ。
でも、中国語と日本語で、紙とペン、身振り手振りを最大限に使ってのやり取りは気まずさなどかけらもなく、ただお互いの考えを掴み合うのが楽しかったです。
全力で伝えようとすること、受け取ろうとすることっていうのはコミュニケーションの根本なんだと感じられました。
織りに関してのことで勉強になることもたくさんあったけど、こういう、知識ではない体験がまた自分の骨を太くしてくれるはず。

言葉が通じない中で、好奇心や楽しい気持ちを確かに共有したこと。
それがこの旅での私の体験です。

帰路では目的地に着陸できなかったり、乗り継ぎ便が欠航になったりとアクシデントがありましたが、そのおかげで関わり合うこともなかったはずのたくさんの人に助けてもらって、色んな話をすることができました。
困った時でも人にやさしくするってすごいことだよなぁ。
自分もそういう人でありたい。
久しぶりの海外は人とのふれあいの旅になりました。

フフホトは夏がとても涼しくて乾いていて、思った以上の都会で、草原も砂漠もあるところ。
最終日に連れて行ってもらった草原はすばらしい景色でした。
草原に行く途中に見える山の景色も見惚れてしまった。
3、4日で楽しめると思うので、興味のある方は是非行ってみてください!

ミネラル収集

7月のことなんですけれども。
また鉱物を楽しんできました。

5月のときは、カットされた石もたくさん見たんですが、今回はすっとばして標本系の石ばかり見て回りました。
地球の要素が現出しているんだと思うと、もう心を掴まれちゃって全然見飽きなくって…本当に不思議!
偶然も秩序も、何もかもがこの形を作っているって、なんてロマン。

石屋さんからも色んなお話を聞かせてもらって、まだ知らない鉱物の不思議に胸を躍らせたのでした。

欲しい石はたくさんあったけど、欲張らずにこれからちょっとずつ集めていこうと思います。
細く長く楽しむんだ!

雨と暑さ

酷い雨とただただ暑い日々が続く7月。
普通に暮らしていてもぐったりしてしまうのに、被災された方々はどれほど大変だろうかと思います。
せめて暑さが少しでも和らぐといいのに…

わたしは打合せで東京に出張があったのですが、その時は東京はとても過ごしやすかったです。
それでも十分暑かったけど…
打合せの合間に、上野の森美術館で『書だ!石川九楊展』を鑑賞したり、行きたかったお寿司屋さんに行ったりできました。

石川九楊さんの作品は『書』と括ることができないような壮大なスケールで、大変見応えがあるものでした。
線を引く、止める、払う、撥ねる。
その表現をこんなに解放できるなんてどんな世界に生きているのだろうと、時間を忘れて見入ってしまいました。
表現って、自分がやってみると、人がしていることの凄さが初めてわかる。
手を動かさなければ受け取れないことがたくさんある。
自分でアウトプットするということの意義を改めて感じられました。
表現することと受け取ることはセットなんだよなぁ。

これからは自分の中身が底をついたらやっていけないと、またここで自分の態度を見直しています。
薄っぺらい自分に肉付けをしていかないといけない。
もっと自分のことをちゃんと知っていきたい。

自分の世界だけだと、なかなかこういうことも鈍ってしまうので、刺激的な世界に触れられて良かったです。
暑さもなにか糧にできればいいんですけど。
今はただ辛いだけです…

みなさま元気に楽しく夏を過ごされますように!

じめじめ

梅雨はどこ行った!と思っていたら、なんか変な感じでいつの間にか梅雨っぽくなっていましたね。
6月は湿気も気持ち悪いし、体がガタピシなっていました。
ようやく調子を取り戻してきたかな~
昔は季節で体調の変化があるなんて感じたことなかったけれど、最近は折々でふと感じることがあって、自分の体を理解し始めたというところでしょうか…遅いかな…

6月は小倉で1週間を過ごし、歩いて街の雰囲気を感じられてとても面白かったです。
同じ県でも福岡市内とは街の作りが全く違うし、何より街の中にお城がある!
もちろん天守閣にも登りました。
城内の展示が結構面白かったな~!
宮本武蔵も小倉にいたので、その息子のエピソードとかもあったり。

小倉城はそんなに大きなお城ではないけれど、その佇まいはどっしりとして心強いような存在感があります。
街の風景にお城があるって本当にいいなぁ。
あの不思議な迫力と安心感はお城がある街の独特の感じだといつも思います。

二条城とか、姫路城とか、名古屋城や大阪城…あの圧倒的な大きなお城も大好きです。
は~色んなお城に登りたい…
まだ見たことのないお城がたくさんあるので、下半期もどこかお城に行けるといいな~♡

お城も好きだけど、実はわたし石垣にとても萌えを感じるタイプなので、城址にも行きたい。
兵庫の竹田城もシャッター止まらなかったし、沖縄なんてそれはもうすばらしい城址がたくさん!
沖縄の、ぶわーーっとのびのびと敷かれた石垣のあの感じはまたすばらしいですよ!

謎に城愛を語る回になってしまいました。

本当に面白いので、みなさんも是非お城へ。

趣味

ずっと趣味というものがありませんでした。
強いて言えば「読書」…?という感じ。

しかしここにきてようやく、これが趣味というものでは…という感触が!
好きなことを楽しむという感覚とは、こんなに心を軽やかにするのだということを今更ながら知ったのでした。
思えば、自分から積極的に単純に楽しむことって、わたしはあまり得意ではないのかもしれません。
本を読んでいるときと、車に乗っているときは心安らぐ感じがあったけれども。
だから最近は、楽しいとか美しいとか、自分の心が惹かれることを大事にしようと心掛けています。

最近楽しんでいるのは「囲碁」と「鉱物」。
囲碁はずっと興味があって一人で詰碁をしてはいたのですが、「先生」がほしいという欲求が抑えられなくなっていたところにちょうど近所の碁会所に巡り合いました。
そうして入り口に立った囲碁の世界はやはり強烈な魅力を放っていて、導かれる楽しさや、湧き上がる疑問をぶつけられる気持ちよさを知りました。
「部分」と「全体」、木を見ながら森も見るということも難しく、面白いです。
わたしは子どもの頃から剣道をしていますが、剣道やもちろん織にも通ずることばかりだと感じます。
色んな感覚を獲得していくことがとても楽しく心地良いのです。

鉱物はその組成や、意図のない美しさがたまらないといいますか…
誰に頼まれてもいないのにこんなに綺麗なものが生まれて、覗くとそこには条件やルールがあって、それを経て今わたしの目の前に存在しているというロマンがですね…なんかもうわたしを時空の彼方へさらってゆくのです。
綺麗さが人間の目を楽しませるためのものでは全くないというのもいい…
勝手に綺麗だと思ってるだけというのが、なんとも孤高で、対等であるといいますか。
本当は鉱物採集とか行ってみたいんですが、わたし超インドアなので今のところ憧れるのみです。
そういえば囲碁も、碁石そのものにも惹かれるんですよね~
いつか高級な碁石をじっくりと眺めまわしたいものです。

日々の中で色んなことを吸収して、織で形にできたらいいなと思います。
さっ!がんばーーー!!

短い春

桜が咲いて、雨が降り、この春もなんだかあっという間に過ぎていこうとしています。
今年はお花見には行けませんでしたが、日々の中で合間合間に桜を楽しみました。
桜が咲いているのを見つけて、いつもは素通りしている景色に立ち止まったりして、良い眺めだなぁと見惚れたり…
身近な世界に目が向く良いきっかけになりました。

晴れ続きのGWをみなさんいかがお過ごしでしょうか?
わたしは岩田屋に出展中で、賑わう街の空気につられてなんとなくウキウキしています。
福岡は「どんたく」を見に旅行でいらっしゃる方がとても多い時期です。
例年、雨に降られることが多いのですが、今年は見事な快晴!
わたしも気持ちよく陽射しを浴びながら出勤しています。
最近は太陽の光が恋しくて、車で日光浴に出掛けたりすることもしばしば。
昔は雨の日が好きだったのですが不思議なものです。

春から秋は麻のストールが大活躍のシーズンです!
麻はさらっとした肌触りが汗ばむ肌に心地よく、夏をイメージされる方が多いのですが、ヒヤッとする時には保温効果を発揮します。
冷房での冷え過ぎや、季節の変わり目などの調節用に手元にあるととても重宝します。
首回りや肩の日除けにもさっと1枚羽織れば安心です。
汗をかいても手洗いしていただけるので使いやすいですよ~
5/2(火)まで岩田屋新館6階で見ていただけますので、是非お立ち寄りくださいませ!
最終日は17:00までなのでお間違えなく。
ストールを織るときに出る残糸でタッセルのチャームを作っていますのでそちらもご覧ください!

みなさま、元気で楽しい連休になりますように!!