鳥取から出雲大社に向かい、じっくりとそれぞれの神様をお参り。
以前訪れたのは60年に1度の遷宮のときだったので、どこもかしこもものすごい人出で大混雑でしたが、今回は何もない平日でゆっくり静かに見て回ることができました。
熊野とはまた違った雰囲気でこちらも独特の空気が感じられて圧巻です。
良縁を力強く懇願してまいりました。
前回は時間がなくて見られなかった「古代出雲歴史博物館」。
今回こそは!と意気込んでウキウキ向かったら、まさかの休館日…
調べて来ていたのに…休館日は火曜日のはずでは…とふらふらしながら確認してみると、なんと今日だけイレギュラー!
この週だけ休館日がずれている…なんということ…
神様はまた来いとおっしゃっているのか…とメッセージを理解し、慰めに参道のお店でぜんざいを食べて出雲をあとにしました。
次は絶対休館日を避けて、神在月にきてみたいな~
この日は益田に宿泊。
次の日は朝からすぐ近くにある石見美術館でマリメッコ展を鑑賞してからまた移動です。
グーグルマップで発見して、ものすごく見たかった「ホルンフェルス断層」。
着いた場所は、奥まった静かなところで、看板の案内に沿って進んで行ったんですが…なかなか困難な道のりでありました…
この旅で一番の難所だったかも…
波が打ち付ける岸壁に向かっていくので、そこはフナムシたちの楽園でした…
わたし、自然に慣れ親しんだ経験が浅いので考えが及びませんでした…
虫、死ぬほど苦手なんです…
でもどうしても見たい、見ないで帰るわけにはいかない!と情熱を振り絞って険しい道を進みました。
またここを戻るんだよね…と片隅で思いながら。
他に見に来てる人なんていないので、気兼ねなく「イヤー!」とか「あっち行ってー!」とか叫びながら進めたのは助かりました。
そんな難所を乗り越えてたどり着いたところは、初めて見る景色でした。
色んな時代が積み重なった壮大な空気に息を飲みました。
想像もつかない程の長い時を見ることができて、本当に行って良かったです。
そこからまた西に向かい、途中萩の松下村塾に立ち寄って観光は終わり。
松下村塾は思っていたよりもずっと小さくて簡素で、ここにたくさんの傑物が集まったのかと思うと感慨深いものがありました。
ゆっくり見られてよかったです。
そうして福岡に向かっていよいよ旅もクライマックスです。