Nepal

先日までネパールに行っておりました!
個人的にはあまり興味を持っていなかった場所ですが、「織り」がネパールに行く機会を作ってくれました。
つくづく不思議だし、また世界を広げてくれて感謝しています。

ネパールでは手織りで製品を作っている現場に触れたり、思いがけず観光もたっぷりできました。
織りに関しては何を見ても新鮮で、だけど共通の言語をお互いに持っているというような、なんとも居心地良く刺激的な時間に満ちていました。
拙い言葉で、でも確かに新しい世界に踏み入る興奮を共有できたことがとても嬉しかったです。
世界は広くて、踏み出す度にもっともっと自由になっていく気がしました。
正解も完成もなく、とにかく続けていくことだと思いました。

何かに背中を押されているような時も、自分が小さく思える時も、どんな時もとにかく取り組み続けていくことしかないんじゃないかと、ネパールで日々考えた事はいつもそこに着地しました。
みんな黙々と体を動かしていた。
彼らの仕事について話を聞くと、小さな笑顔で、微かに誇らしげで素敵だったなぁ。
わたしも自分の仕事の話をするとき、あんな姿でいたいと思いました。

ネパールでは紡ぎは女性の仕事で、織りは男性の仕事。
訪れたところはどこもそんな風景だったし、決して賃金も高くない。
でもやっぱり良い仕事だなと、「織り」で生活する人々を眺めていました。

ネパールには興味を持っていなかった…とか言いつつ、行ってみると結構前のめりになってしまうような興味深い国でした。
宗教や生死観など、ちょっと本当に面白かったので、観光についてはまた追々書きたいと思います!

とりあえず、連休の展示会を!楽しみにしつつギリギリまで!てんてこまいです!!