雨と暑さ

酷い雨とただただ暑い日々が続く7月。
普通に暮らしていてもぐったりしてしまうのに、被災された方々はどれほど大変だろうかと思います。
せめて暑さが少しでも和らぐといいのに…

わたしは打合せで東京に出張があったのですが、その時は東京はとても過ごしやすかったです。
それでも十分暑かったけど…
打合せの合間に、上野の森美術館で『書だ!石川九楊展』を鑑賞したり、行きたかったお寿司屋さんに行ったりできました。

石川九楊さんの作品は『書』と括ることができないような壮大なスケールで、大変見応えがあるものでした。
線を引く、止める、払う、撥ねる。
その表現をこんなに解放できるなんてどんな世界に生きているのだろうと、時間を忘れて見入ってしまいました。
表現って、自分がやってみると、人がしていることの凄さが初めてわかる。
手を動かさなければ受け取れないことがたくさんある。
自分でアウトプットするということの意義を改めて感じられました。
表現することと受け取ることはセットなんだよなぁ。

これからは自分の中身が底をついたらやっていけないと、またここで自分の態度を見直しています。
薄っぺらい自分に肉付けをしていかないといけない。
もっと自分のことをちゃんと知っていきたい。

自分の世界だけだと、なかなかこういうことも鈍ってしまうので、刺激的な世界に触れられて良かったです。
暑さもなにか糧にできればいいんですけど。
今はただ辛いだけです…

みなさま元気に楽しく夏を過ごされますように!