いつも夏はひきこもっていて、日に焼けることもなく汗もかかずに涼しく過ごしていました。
が、今年のこの異常に暑い夏に限って外に出る機会に恵まれています。
図らずも海へ行き、祭りに行き、外を歩き回り…火傷のような日焼けをして、肌には色んなラインで模様がつきました。
日焼けし慣れていないので、日焼けというものをちょっとなめていました。
ほんの数時間太陽の下にいるだけでこんなにダメージを受けるなんて…
日焼けは勿論のこと、日焼けがもたらす疲労。
なかなかのものでした。
太陽の光を浴びたあとに残るだるさのまま昼寝をして、目が覚めて冷たい飲み物を飲んで一息つく。
何度かそういう時間を過ごしている中で、子どもの頃の夏をぼんやり思い出しました。
外の暑さ、涼しい部屋、冷たい素麺、遊ぶ約束、心地よいだるさ。
あの頃の夏も暑くて嫌だったはずなのに、どこかそれを楽しむ気持ちもあったんだなと今更気がつきます。
夏は毎年暑くて嫌いだと思いながら過ごしています。
今年も例外なく。
でも日が長いのはちょっと好きで、きっと少し後に思い出す今年の夏は楽しくて眩しい夏なんじゃないかな。
そう思いながらこの酷い暑さをなんとかやり過ごしています。
長い夏、あとどんな楽しいことがあるんだろう。