2月はインフルエンザ大流行の福岡で見事に罹ってしまいました。
周りには迷惑をかけてしまいましたが、この機会に全力で休もうと思ってお陰様で心身ともに健やかになって戻って参りました。
そんなこともあって、今月は引きこもって静かに過ごす時間が多かったので本を読んだり、見てなかった映画を見たり、ちょこちょこ編み物をしたりして活動していました。
特に映画はなかなかまとまった時間を取るのが難しくて、あれも〜これも〜とため込んでいたのをだいぶ消化できました。
編み物で手を動かしていたら勢いづいて織物もサンプルを織ったりしていました。
久しぶりに向き合ってみると「思い描く」のも「形にする」のも難しいな〜と改めて感じました。
でも形にする喜びを感じられたのも久しぶりだった気がします。
やはり何事も頭だけではなく、心身一体であることが大切なのだと感じました。
先日シルクドソレイユの「キュリオス」を鑑賞したときも身体の動きと意識について考えることが多くありました。
身体の一体感というか、自分の身体と心がどのくらいフィットしているかということをもっと意識してみようと思っています。
本当に何度見ても彼らの動きに見惚れてしまう…ただ向きを変えたり手や足を差し出す仕草や立ち姿だけでも美しくてずっと見ていられます。
頭のてっぺんから足の先まで隅々まで神経が届いているようなエレガントな動き。
私は誰に見られるわけではないけれど、美しい姿勢で動きで織りたいです。
そういうことが出来上がったものの芯になる気がします。
数は少なくてもそういうものを作っていきたいです。
豊かに感じ考えた時間ではありましたが、皆さまくれぐれもお体にお気をつけて元気にお過ごしください。
春の気配がそこかしこに感じられて、これからの季節も楽しみですね!